社員を知る
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仕事も遊びも
全力投球
仕事も遊びも全力投球
理系編修
古賀 瞳 Hitomi Koga 編修部/2017年入社/理学部卒業 ※所属部署は取材当時

工業高校向けの教科書・教材編修部署に配属。入社時から数書目の担当をもち,先輩の指導を受けながら教科書編修を学びました。その後,理科の編修部へ異動。教材やデジタルコンテンツの作成にも携わっています。

※所属部署は取材当時

入社を決めた理由

昔から漫画やドラマの影響で“編集者”に憧れがありました。教員免許を取得していたことや,前職で研究所や工場経験があったことから,専門性に特化した教科書を扱っている実教出版を選びました。

入社の一番の後押しは,面接でお会いした社員の方々の優しげな雰囲気に惹かれたことです。教科書会社というとお堅い印象ですが,社員の方は皆穏やかで居心地が良いです。

仕事のやりがい

編修者は机で原稿と対峙しているイメージでしたが,予想に反して多種多様な仕事ができます。

学校現場の先生と意見交換をする機会はもちろん,普段は訪問が難しい企業や研究機関への見学・取材,他業種の方へのインタビューなど,やる気があれば何でも経験させてもらえます。著者の先生から専門分野について直々にご指導いただける機会もあったりします。

この仕事は,教科書・教材づくりを通して,自分自身も新しい知識を得られることが魅力だと思います。特に実教出版は社歴や年齢に関係なく,さまざまな仕事を担当できます。

今後の目標

大人になると,あのとき勉強しておけば良かったと思うことが多々あります。そのような場面を少しでも減らすために,高校生のうちから,なぜこの知識が必要なのか,どこに生かされるのかを意識して学ぶことができ,将来に繋がるような教科書をつくりたいと考えています。

近年はデジタル化によって教育が変化しているので,固定概念にとらわれず,時代に沿った教科書・教材づくりをして,無限の可能性を秘めた高校生のやる気を引き出したいと思っています。

あなたにとって実教出版とは?

自律的に行動できる職場です。仕事面ではさまざまな経験ができる一方で,プライベートも大切にできます。定時が早く,自分の裁量で仕事のスケジュールを調整することができるため,終業後にプライベート時間がしっかりとれます。

また,女性が働きやすい職場で,育児休業を取りながら長期にわたり働くことができるので,定年までいる女性が多いです。少しでも不安があれば公私ともに相談できる環境なのも素敵なポイントです。

高校時代に好きだった科目

化学や生物が好きでした。白衣のかっこよさが一番の理由ですが,化学や生物は脱出ゲームのように謎解き感覚で解ける問題が多いので面白かったです。

09:00
出社
メールの確認
09:30
原稿整理,疑問があればメールや電話で著者の先生に確認
12:00
昼食
社内や会社近くで食事
13:00
先輩と原稿について打ち合わせ,校正作業
16:45
退社
明日の仕事を確認して退社,終業後は習い事や家事など
(編修会議がある場合や忙しい時期は残業することもあります)

学生へのメッセージ

学生時代は多くの友人をつくり,知り合いの輪を広げ,ジャンルを問わずたくさんの経験をしてほしいです。どのような経験でも,社会人になった際に重宝します。

私自身,前職の知り合いや学生時代の友人の繋がり,一見関係の無い知識や趣味などを仕事に生かす機会が多くありました。

編修の知識や技術は入社してからでも学べます。編修部には編修のプロがたくさんいて,専門分野に関しては博識な先生方が多くいらっしゃいます。ですが,全ての分野に精通している人はいません。

何かひとつでも好きなものや柔軟な考えをもっていると,必ず役に立つときがくるので,学生時代はさまざまな経験をして,存分に楽しんでください。