分子名
ポリプロピレン
分子式
(C3H6)n
構造式

特徴
プロピレンCH2=CHCH3の付加重合による高分子化合物である。熱可塑性樹脂として,容器などに幅広く用いられる。
プロピレンの重合にチーグラー・ナッタ触媒を用いると,立体特異的な反応が起こり,ポリメチレン鎖に関して交互にメチル基が並ぶポリマーとなる。これをシンジオタクチック-ポリプロピレンという。
また,ポリメチレン鎖に関して同じ側にメチル基が並ぶポリマーをイソタクチック-ポリプロピレン,不規則に並ぶポリマーをアタクチック-ポリプロピレンという。
参考