分子名

ポリプロピレン

分子式

(C3H6)n

構造式

特徴

プロピレンCH2=CHCH3の付加重合による高分子化合物である。熱可塑性樹脂として,容器などに幅広く用いられる。 プロピレンの重合にチーグラー・ナッタ触媒を用いると,立体特異的な反応が起こり,ポリメチレン鎖に関して交互にメチル基が並ぶポリマーとなる。これをシンジオタクチック-ポリプロピレンという。 また,ポリメチレン鎖に関して同じ側にメチル基が並ぶポリマーをイソタクチック-ポリプロピレン,不規則に並ぶポリマーをアタクチック-ポリプロピレンという。

参考

ポリエチレン
ポリスチレン
ポリ塩化ビニル
ポリエチレンテレフタラート
ナイロン66
セルロース
デオキシリボ核酸(DNA)