倫理702 詳述倫理


 倫理702 詳述倫理 試し読みはこちら
執筆・編修 矢内光一、鈴木雅之、宮崎文典、阿部善彦、護山真也、遠山敦、柘植尚則、荒谷大輔、木村純二、奈良雅俊、宮崎吾郎
仕様 A5判 230頁
ISBN 978-4-407-20509-1
発行日 2023年02月25日発行

入試に向けた力を養う教科書

思想史学習とテーマ学習を両立   

・本節の構成は従来の「思想史学習」を踏襲し、知識整理や指導のしやすさを重視。

・テーマ学習もできるように「Theme」を6つ設置し、インデックスでもテーマを意識できるよう配慮。

詳細な内容&わかりやすい表現

・詳細な内容が学習を深める(入試へ向かう知識を養う)。

・わかりやすい表現が生徒の理解を助ける。

共通テストで問われる資料読解力を育成

・大学入学共通テストに必要とされる思考力・判断力・表現力、資料読解力を育成するために、「Check!」を豊富に掲載し、人間としてのあり方生き方にかかわる情報を読み取ることができる ように工夫。

・大学入学共通テストに必要とされる思考力・判断力・表現力をさらに養うために、「TRY!」や「Exercise」、「SkillUp」を豊富に掲載。

授業に役立つ、指導者用デジタルコンテンツ(学校内フリーライセンス)のご紹介
授業展開スライド:PowerPoint形式の板書用スライドデータです。データを編集して利用できます。
授業展開スライドにはスライド解説も用意し、倫理がご専門ではない先生でも効率よく授業を展開できるようにしました。
指導資料    

教授用指導書

授業のねらい、指導上の留意点、原典資料の解説・活用例、用語解説、思想の概略、思想の要点整理などを掲載しています

指導者用デジタルコンテンツ

授業展開スライド、本文図版、動画、板書例、各種問題・プリント、年間学習指導計画案、ルーブリック評価表などを収録しています

指導者用デジタル教科書

写真や図版の拡大、書き込みなどさまざまな機能がご利用いただけます。端末とインターネット環境が必要です。(校内フリーライセンス)

 
第1章 自己形成と自己の生き方
第1節 青年期の課題と自己形成
 1 青年期とは何か
 2 自己形成の課題
 3 よりよい生き方を求めて
第2節 人間とは何か
第2章 人間としてのあり方生き方
第1節 ギリシア思想
 1 ギリシア思想の誕生─自然哲学
 2 ソフィストたちとソクラテス
 3 プラトン
 4 アリストテレス
 5 ギリシア思想の展開
第2節 キリスト教
 1 古代ユダヤ教
 2 イエス
 3 キリスト教の誕生と展開
第3節 イスラーム
第4節 仏教
 1 仏教以前のインド思想
 2 ブッダの教え
 3 大乗仏教の成立とその教え
■世界宗教の姿
第5節 中国思想
 1 「道」の自覚―孔子
 2 儒家思想の展開
 3 老荘思想
第6節 宗教・芸術と人生
 
 
第3章 社会・世界と間としてのあり方生き方
第1節 人間の尊厳
 1 ルネサンス
 2 宗教改革
 3 モラリスト
第2節 科学・技術と人間
 1 近代の自然観
 2 新しい学問の方法―経験論と合理論
第3節 民主社会と自由の実現
 1 民主社会の形成─社会契約説
 2 人格の尊厳─カント
 3 人倫─ヘーゲル
第4節 社会と個人
 1 個人と社会との調和 ―功利主義
 2 社会の進歩と変革
 3 真理と行為 ―プラグマティズム
第5節 近代的人間の見直し
 1 主体性の再定義─実存主義
 2 近代的な「私」の問い直し ─無意識の発見
 3 思考は言語にしばられる ─言語論的転回
 4 社会関係のなかでの「私」の成立 ─構造主義
第6節 現代の暴力に抗して
 1 生命への畏敬と非暴力の思想
 2 暴力のあとで ─理性,人間,他者の見直し
 3 暴力のなかで ─公共性,正義,共通善の実現
■西洋近現代思想の系譜
 
 
第4章 国際社会に生きる日本人としての自覚
第1節 古代日本人の思想
 1 日本人の自然観と気質
 2 神との関わりと道徳観
第2節 日本の仏教思想
 1 仏教の受容
 2 仏教の日本的展開─鎌倉仏教
 3 仏教と日本文化
第3節 近世日本の思想
 1 儒教の受容と朱子学
 2 日本陽明学
 3 日本的儒学の形成―古学
 4 国学の形成
 5 民衆の思想
 6 幕末の思想
第4節 西洋思想の受容と展開
 1 啓蒙思想と自由民権思想
 2 キリスト教の受容
 3 国家主義の台頭と社会主義思想
 4 近代的自我の確立
 5 近代日本哲学の成立と超国家主義
 6 伝統の自覚と新たな課題
■日本の宗教・思想の展開
Study Skills 小論文の書き方
第5章・第6章は第4章までの学習をもとに現代の倫理的諸課題を探究する
*6つの課題のなかからいくつか選択して学習する
 
 
第5章 自然や科学技術にかかわる諸課題と倫理
第1節 生命の倫理
第2節 環境の倫理
第3節 科学技術の倫理
 
 
 
第6章 社会と文化にかかわる諸課題と倫理
第1節 福祉の課題
第2節 文化と宗教の課題
第3節 平和の課題
 
人名さくいん
事項さくいん
テーマ別さくいん

 

  • ルーブリック例   Update:2022-05-09
    「倫理702 詳述倫理」ルーブリック例
  • 検討の観点と内容の特色・年間学習指導計画案・評価の観点    Update:2022-06-15

    「倫理702 詳述倫理」検討の観点と内容の特色・年間学習指導計画案・評価の観点