2008年度 センター試験【世界史A】問題
(解答番号【1】~【33】)
第1問 前近代の世界帝国の形成から近代の植民地帝国の崩壊に至る,帝国の歴史について述べた次の文章A~Cを読み,下の問い(問1~11)に答えよ。(配点 33)
A 一つの大きな覇権の下に多種多様な民族・言語・宗教・習慣などを含む国家を「世界帝国」と呼ぶ。したがって,世界史の中で,(1)ローマ帝国は典型的な世界帝国であったと言うことができる。そのあり方は後世の人々の意識に残り,中世には,(2)ビザンツ帝国がその後継者であることを自負する一方で,西ヨーロッパでは,神聖ローマ帝国が生まれた。20世紀になると,(3)ナチス=ドイツはこの帝国を第一帝国とみなし,自らを第三帝国と称した。
問1 下線部(1)について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【1】
(1) アケメネス朝ペルシアと戦った。
(2) アレクサンドロス大王によって併合された。
(3) イスラーム教国教とした。
(4) アウグストゥスによって帝政が始まった。
問2 下線部(2)を滅亡させた帝国の名として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【2】
(1) ロシア帝国
(2) モンゴル帝国
(3) オスマン帝国
(4) ムガル帝国
問3 下線部(3)について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【3】
(1) ロカルノ条約に調印した。
(2) ビスマルクが富国強兵に努めた。
(3) キール軍港水兵の反乱が起こった。
(4) 日独伊防共協定を締結した。
B 中国には(4)始皇帝以来,二千年を超える帝国の歴史がある。漢族ではない皇帝の時代も長く,多様な民族を治めるために,複数の統治制度を持つことが多かった。(5)中国東北部から興った最後の帝国清朝も,辺境にモンゴルや新疆しんきょうなど広大な内陸部や(6)台湾などの島を有し,それぞれの地域に応じた統治を行った。(7)清朝の滅亡とともに皇帝政治は終わりを告げたが,多民族統合の枠組みはその後の中国に引き継がれ,今日では民族自治区などが置かれている。
問4 下線部(4)の人物について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【4】
(1) 班超を西域に派遣した。
(2) 戦国時代の諸国を征服し,中国を統一した。
(3) 李自成の乱を平定した。
(4) 卑弥呼の使者を迎えた。
問5 下線部(5)の地域に建てられた満州国について述べた次の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【5】
a 日本は清朝最後の皇帝であった溥儀を執政として満州国を建てた。
b 国際連盟はリットン調査団を派遣し,満州国を承認した

(1) a-正  b-正
(2) a-正  b-誤
(3) a-誤  b-正
(4) a-誤  b-誤
問6 下線部(6)の歴史について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【6】
(1) 16世紀にイギリスが交易の拠点を築いた。
(2) 三国干渉によって日本から清に返還された。
(3) 中国共産党との内戦に敗れたが逃れてきた。
(4) 1950年代新興工業経済地域(NIES)として注目された。
問7 下線部(7)に関連して,清朝滅亡後の中国について述べた文として最も適当なものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【7】
(1) 李鴻章は郷勇を組織し,外国勢力と戦った。
(2) 中国共産党の指導で,コミンテルンが結成された。
(3) 日中戦争中,国民政府は首都を重慶に移した。
(4) 第二次世界大戦中,ヤルタ会談に参加した。
C 第二次世界大戦後,(8)アジア・アフリカ各地でナショナリズムが高揚した結果,植民地の多くが独立し,(9)ヨーロッパの植民地帝国は崩壊した。また,(10)アメリカ合衆国とソヴィエト連邦が超大国となり,両国を中心に冷戦が起こった。その中で,ヨーロッパでは,西側諸国を中心に(11)広域的な政治・経済上の統合が試みられた。冷戦終結後,その動きは,旧東側諸国のいくつかにも及んでいる。
問8 下線部(8)の地域において,第二次世界大戦後に起こった出来事について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【8】
(1) インドでは,新インド統治法が制定された。
(2) チュニジアが,独立した。
(3) インドネシアでは,アキノ政権が成立した。
(4) 中国では,八・一宣言で抗日が呼び掛けられた。
問9 下線部(9)の政治家について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【9】
(1) マッツィーニが,初代イタリア国王となった。
(2) チャーチルが,「鉄のカーテン」演説を行った。
(3) スターリンは,農業の集団化を批判した。
(4) ド=ゴールは,ワルシャワ条約機構からの脱退を決定した。
問10 下線部(10)について述べた文として誤っているものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【10】
(1) 第二次世界大戦後に,ソヴィエト連邦を承認した。
(2) ジュネーヴ四巨頭会談の結果,ソヴィエト連邦との緊張が緩和した。
(3) ジョンソン大統領は,北ヴェトナム爆撃を開始した。
(4) トルーマン大統領は,ソヴィエト連邦「封じこめ政策」を打ち出した。
問11 下線部(11)に関連して,国家間の結び付きについて述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【11】
(1) アメリカ合衆国に対抗して,米州機構(OAS)が組織された。
(2) イギリスは,ヨーロッパ経済共同体(EEC)の結成を主導した。
(3) ヴェトナム戦争中に,東南アジア諸国連合(ASEAN)が結成された。
(4) キューバは,北米自由貿易協定(NAFTA)に参加した。
第2問 人間の歴史は,絶えず起こる様々な災害や環境の変化に立ち向かい,これを克服しようとしてきた歴史でもある。各種の災害や環境問題とその対策などについて述べた次の文章A~Cを読み,下の問い(問1~11)に答えよ。(配点 33)
A 歴史上,しばしば自然災害が発生し,(1)人間は凶作や食糧不足に苦しんだ。こうした自然災害の影響は,特に生産の主たる場である(2)農村において深刻であったため,いずれの国も対策に取り組んできた。例えば,(3)新たな作物の栽培をはじめとする食糧の増産,流通の改善,産業技術にかかわる実用的な学問の研究が進められ,自然災害とその被害を克服しようとする努力が続けられてきている。しかし,一方で,(4)戦争など,人間自身が原因となっている様々な「災い」は,20世紀に入ると一層広範囲かつ深刻に拡大し,解決は困難を極めている。
問1 下線部(1)に関連して,飢饉ききんや食糧徴集について述べた次の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【12】
a アイルランドでは,1840年代に飢饉が発生し,海外への移民がとだえた。
b ソヴィエト政権は,戦時共産主義政策により,食糧を強制的に徴集した。
(1) a-正  b-正
(2) a-正  b-誤
(3) a-誤  b-正
(4) a-誤  b-誤
問2 下線部(2)に関連して,農民や農政について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【13】
(1) ロシアでは,ストルイピン首相が,農業改革を行った。
(2) 阮朝のヴェトナムで,甲午農民戦争が起こった。
(3) 清朝によって,天朝田畝制度が試みられた。
(4) 中国では,天安門事件(第2次天安門事件)の後に,人民公社が創設された。
問3 下線部(3)に関連して,食糧や産業技術について述べた文として波線部の正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【14】
(1) 宋代には,産業技術書である『天工開物』が著された。
(2) 清朝は,食糧の増産を図る大躍進政策を推進した。
(3) ヨーロッパでは,14世紀トウモロコシの生産が広まった。
(4) イギリスでは,食糧の増産を目的として,18世紀囲い込みが行われた。
問4 下線部(4)について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【15】
(1) ナチス=ドイツは,エチオピアに侵攻し,併合した。
(2) 朝鮮戦争の際,中国は義勇軍を派遣して,国連軍に加わった。
(3) ヴェトナム戦争の際,アメリカ軍の枯葉剤を散布し,森林を破壊した。
(4) ルワンダでは,ソヴィエト連邦の軍事介入により,内戦が起こった。
B 『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリは,地中海をめぐる山岳や砂漠を越えて郵便を運ぶ,民間航空の飛行家であった。その作品には,(5)開拓されて間もない航空路を飛んで,(6)アフリカの砂漠に不時着したときの体験が生きている。そのサハラ砂漠は,今も著しい勢いで周辺に拡大しつつある。しかし,かつては(7)この砂漠を縦断する隊商路によって交易が栄えたのである。
問5 下線部(5)に関連して,飛行機が実用化された世紀に起こった出来事について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【16】
(1) 音楽家ベートーヴェンが活躍した。
(2) アインシュタインが,アメリカ合衆国に亡命した。
(3) ダイムラーが,ディーゼル=エンジンを発明した。
(4) ヴェトナムの文字チュノム(字喃)が作られた。
問6 下線部(6)について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【17】
(1) イギリスとドイツの間で,ファショダ事件が起こった。
(2) ベルギーは,フランスのモロッコ支配に干渉するモロッコ事件を起こした。
(3) エジプトによるスエズ運河の国有化宣言をきっかけに,第2次中東戦争が起こった。
(4) イギリスから独立したコンゴで,1960年に内戦が起こった。
問7 下線部(7)について述べた次の文中の空欄【ア】と【イ】に入れる語の組合せとして正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【18】
8世紀ころから栄えた【ア】では,イスラーム交易圏の拡大に伴い,西アフリカの【イ】とサハラ砂漠の塩(岩塩)との交易が盛んになった。
(1) -ガーナ王国  
(2) -ガーナ王国  -木 材
(3) パルティア王国  -金
(4) -パルティア王国  -木 材
C 1986年に起こった(8)チェルノブイリ原子力発電所の爆発事故は,(9)原子力災害の危険を世界に痛感させた。原子炉の爆発によって大量の放射能物質が大気中に放出され,放射線障害による死者は,数万に及んだと言われている。原子力は(10)石油に代わるエネルギー源として注目されてきたが,一たび大きな災害が発生すると,その後長期にわたる対策が必要になる。チェルノブイリでは,崩壊した原子炉の上にシェルターを建設する計画が,(11)国際的な協力の下で現在も進んでいる。
問8 次の地図は,下線部(8)の位置を示したものである。地図中のaの国の名と,その国について述べた下の文との組合せとして正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【19】


 この国は,ユーゴスラヴィア連邦からの独立を宣言した。
 この国は,独立国家共同体(CIS)の構成国である。
(1) クロアティア-
(2) クロアティア-
(3) ウクライナ
(4) ウクライナ-
問9 下線部(9)に関連して,原子力発電や核実験について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【20】
(1) 原子力発電は,19世紀に実用化された。
(2) アメリカ合衆国のスリーマイル島で,原子力発電所の事故が起こった。
(3) 日本とアメリカ合衆国は,1963年に部分的核実験停止(禁止)条約に調印した。
(4) 中国は,1980年代に初めて核実験に成功した。
問10 下線部(10)をめぐる出来事について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【21】
(1) エジプトのモサッデク(モサデグ)は,石油の国有化を決定した。
(2) 石油輸出国機構(OPEC)は,アメリカ合衆国が中心となって結成された。
(3) パレスチナ暫定自治協定が成立した結果,石油危機(第1次石油危機)が発生した。
(4) 石油危機(第1次石油危機)後の各国の政策協調を図るために,主要先進国首脳会議(サミット)が始まった。
問11 下線部(11)に関連して,環境や保健対策などに関する国際的な活動について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【22】
(1) 第一次世界大戦後,国際赤十字が創設された。
(2) 世界保健機関(WHO)は,国際連合の専門機関である。
(3) 1992年に,環境と開発に関する国連会議(地球サミット)が,日本で開催された。
(4) ユネスコ(UNESCO)は,原子力の平和利用を監視する国際機関である。
第3問 通信,交通やコミュニケーションについて述べた次の文章A~Cを読み,下の問い(問1~11)に答えよ。(配点 34)
A 近代以前の世界では,通信手段として狼煙のろし伝書鳩でんしょばとなどが用いられることもあったが,信書の伝達は(1)駅伝などを通じて行われた。例えば,マルコ=ポーロの『世界の記述(東方見聞録)』には,モンゴル帝国の駅伝についての叙述が見られ,(2)大都近郊の盧溝橋や(3)中国の南北を結ぶ大運河のすばらしさとともに,王侯の信書を託された使臣が行き交う通信事情の充実ぶりが記されている。当時の駅伝は,道路や宿駅,橋梁きょうりょうや運河といった施設面の整備だけでなく,(4)通貨や度量衡,文書通信システムなど制度面の発達にも支えられていたのである。
問1 下線部(1)に関連して,近代以前の交通や交易について述べた文として誤っているものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【23】
(1) ムスリム商人は,「海の道」の発展において重要な役割を果たした。
(2) イタリア商人は,地中海の東方貿易において重要な役割を果たした。
(3) モンゴル帝国の下で整備された駅伝制は,ジャムチと呼ばれた。
(4) モンゴル帝国の下では,内陸の交通路が発達し,海上交易は衰退した。
問2 下線部(2)に関連して,次の年表に示したa~dの時期のうち,盧溝橋事件が起こった時期として正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【24】
1919年 中国国民党成立
【a】
1924年 第1次国共合作成立
【b】
1931年 柳条湖事件
【c】
1936年 西安事件
【d】
1941年 真珠湾攻撃

(1) a  (2) b  (3) c  (4) d
問3 下線部(3)の運河を開いた隋王朝について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【25】
(1) 都が開封に置かれた。
(2) 高句麗への遠征が行われた。
(3) 朱元璋によって建てられた。
(4) 武帝の時代に中央集権体制が確立された。
問4 下線部(4)に関連して,歴史上の通貨や度量衡について述べた次の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【26】
a フランスでは,ルイ14世の時代に,メートル法が制定された。
b イギリスでは,マクドナルド挙国一致内閣が金本位制を停止した。
(1) a-正  b-正
(2) a-正  b-誤
(3) a-誤  b-正
(4) a-誤  b-誤
B 近代における(5)コミュニケーションの重要な変化の一つは,多くの人々が文字を読み,そして書くようになったことである。19世紀のヨーロッパでは学校教育の普及もあり,識字率は急速に上昇した。1914年に勃発ぼっぱつした(6)第一次世界大戦において,前線の兵士と郷里の家族の間でおびただしい量の軍事郵便が行き交ったことは,その結果とも言える。しかし,国家が教育を監督するようになると,(7)学校で学ぶ「国語」をめぐって,(8)民族間の対立やナショナリズムが高まることもあった
問5 下線部(5)について述べた次の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【27】
a マルコーニが,無線電信を発明した。
b 19世紀に,アメリカ合衆国で,ラジオ放送が開始された。
(1) ア-正  -正
(2) ア-正  -誤
(3) ア-誤  -正
(4) ア-誤  -誤
問6 下線部(6)について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【28】
(1) ブルガリアは,同盟国側に立って参戦した。
(2) アメリカ合衆国が参戦した後,ドイツは無制限潜水艦作戦を開始した。
(3) 日本は,フランス領インドシナを占領した。
(4) ロシアは,イギリスとブレスト=リトフスク講和条約を締結した。
問7 下線部(7)に関連して,トルコの文字改革について述べた次の文中の空欄【ア】と【イ】に入れる人の名と語との組合せとして正しいものを,下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【29】
第一次世界大戦後,トルコ共和国では,【ア】が近代化政策を推進し,【イ】を採用する文字改革を行った。
(1) -アラファト  アラビア文字
(2) -アラファト  ローマ字
(3) -ムスタファ=ケマル(ケマル=パシャ,ケマル=アタテュルク)  -アラビア文字
(4) -ムスタファ=ケマル(ケマル=パシャ,ケマル=アタテュルク)  -ローマ字
問8 下線部(8)に関連して,民族問題やナショナリズムについて述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【30】
(1) ハイチ(ハイティ)は,フランスから独立した。
(2) マレーシアでは,ホセ=リサールが民族の自立を唱えた。
(3) 朝鮮半島では,日本による韓国併合義兵闘争が開始された。
(4) インドネシアでは,完全独立を求めるプールナ=スワラージが決議された。
C 交通・輸送手段の発達によって(9)人や物の移動が活発化する一方,通信技術の進歩と情報伝達の迅速化は,人々の目を世界の他の地域へ向けさせ,他者認識にも影響を与えた。テレビが実用化されると,映像の送受信も可能になり,さらに【(10)】による世界初の人工衛星の打ち上げ成功は,衛星中継に道を開いた。日米間では,1963年に初のテレビ衛星中継が行われたが,そのとき日本に届いたのは,ケネディ大統領暗殺の知らせであった。この大統領の在任中にはキューバ危機が起こり,それを機に,首脳間に直通回線を開設する動きも始まった。他者との距離の短縮は,(11)国際関係の様相も変えつつある。
問9 下線部(9)について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【31】
(1) 大西洋の奴隷貿易では,ジャンク船が使用された。
(2) インド洋の交易では,ダウ船が使用された。
(3) 日本との間では,勘合貿易が行われた。
(4) アジア原産トマトが,十字軍によってヨーロッパにもたらされた。
問10 文章中の空欄【(10)】に入れる国の名として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【32】
(1) アメリカ合衆国
(2) 中華人民共和国
(3) ドイツ連邦共和国
(4) ソヴィエト連邦
問11 下線部(11)について述べた文として正しいものを,次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。【33】
(1) ナチス=ドイツは,ポツダム会談で,ズデーテン地方割譲要求を認められた。
(2) フランスは,オスマン帝国サイクス=ピコ協定を結んだ。
(3) イタリアは,フランス「未回収のイタリア」の返還を要求した。
(4) イギリスは,日露戦争,ロシアと英露協商を結んだ。