専門基礎ライブラリー 電気・電子の基礎


 専門基礎ライブラリー 電気・電子の基礎
毛塚博史
定価 1,980円(本体:1,800円)
仕様 A5判 172頁
ISBN 978-4-407-30811-2
発行日 2006年04月10日発行

●大学1〜2年生(工学部)基礎科目用のテキスト。

●半期・2単位の授業に対応させました。

●各章とも高校教科書レベルの内容から導入し、図表を多用してわかりやすく展開しました。

第1章 電気・電子に必要な基礎知識
 速度のように「向き」と「大きさ」を表すには?

 科学でよく使う数学「微分積分」とは?

 自然現象を表すときに便利な「指数」と「対数」

 周期的な量を表す数学「三角関数」

電気・電子で活用する国際単位系(SI単位系)とは?

実験の測定値はどのくらい正しいのか?

測定値から実験式を求める方法は?

基礎測定器の原理と使い方を知っておこう
第2章 電磁気の基礎

 電気の主役は電子です(電気回路で何をし、その正体は?)

 電子同士はどのようにささやく?(クローンの法則と電界)

 電荷が多数あるとどんな電界になる?(電気力線とガウス線の定理)

 電界中の電荷はどのくらいの仕事をすることができるのだろうか?

 電界中に置かれた導体と不導体内の電子はどこにいくの?

 離れた2枚の金属板が電荷を多量に蓄えるには?(コンデンサの性質)

 電流とその抵抗の知られざる性質

 導体・半導体を流れる電流の様子(電気抵抗)

 電子素子は電流量をどのようにコントロールしているか?

 磁界をつくろう(電流と磁界)

 電流はどんな磁界をつくるのでしょう

 電流がつくる磁界を求める方法は2つある

 磁界は導体に電流を流せるか?(電磁誘導)

 

第3章 直流回路

 電子を理解し、電流を定義しよう

 物質固有の抵抗はどのように表されるか

 電気抵抗の合成抵抗を求める計算を工夫しよう

 電気エネルギーは熱エネルギーに変えられる

 キルヒホッフ(Kirchhoffs law)の法則を活用して、

電流・電圧を求めてみよう・・・・・・直流回路の計算

 大切なキーワードのまとめ

 

第4章 交流回路
 交流波形とは何か

 交流の大きさを直流と比べてみよう

 R、L、C 素子における交流特性を求める

 RLC回路におけるインピーダンスにより電流・電圧を求める

 共振回路において、共振になる条件を数式で求める

 交流電力はどのように表すのか、力率とは何か
第5章 半導体の基礎と応用

 エネルギーギャップ(禁止帯)とは何か

 半導体になるための条件:なぜダイヤモンドは絶縁体なのか

 半導体になるための条件:電気抵抗は、金属と違い、負の温度依存性である

 半導体になるための条件:p型とn型半導体の特徴は何か

 半導体になるための条件:シリコンのエネルギーギャップEgはどれくらいか

 ダイオードは、なぜ電子が流れるのか、なぜ発光するのか

 トンネル効果を利用してダイオード作用を起こす

 

第6章 レーザ
 光は電磁波である

 コヒーレントな光とは何か

 レーザ光はどのようにつくられるのか
さくいん
 

 

  • 第2章 問題解答   Update:2007-01-19
    「専門基礎ライブラリー 電気・電子の基礎」第2章の問題解答です。
  • 第4章 問題解答   Update:2009-02-20

    「専門基礎ライブラリー 電気・電子の基礎」第4章の問題解答です。