テーマ学習史料日本史


 テーマ学習史料日本史
監修 直木孝次郎
定価 713円(本体:648円)
仕様 B5判 176頁
発行日 2002年03月15日発行

日本史の授業をよりいきいきと!受験にも対応できる史料集

●通史から79テーマを設定、受験にも対応できる「基本史料」を中心に254点の文献資料を収録。

●各テーマは見開き2ページ構成。

●史料・注・通釈とともに、テーマの主題・解説・図版資料を収録。総合的な学習が可能です。

●史料は大きな活字で示し、すべてふりがなをつけました。

●国県対照・重要地名図、年号表、干支順位表、度量衡表・歴代内閣一覧を付録として収載!

第一章 原始・古代

1 中国の歴史が語る倭人の登場

 紀元前一世紀ごろの日本『漢書』地理志
 一・二世紀の日本『後漢書』東夷伝
 邪馬台国『魏志』倭人伝
 

2進む統一,強まる王権

 倭の朝鮮半島への進出『高句麗好太王碑文』
 倭の五王『宋書』倭国伝
 ワカタケル大王『江田船山古墳出土大刀銘』
 

3 渡来人がもたらしたもの

 漢字の使用『隅田八幡神社人物画像鏡銘』
 渡来人の来住『日本書紀』
 仏教の伝来(戊午年説)『上宮聖徳法王帝説』
      (壬申年説)『日本書紀』
      (仏教の私伝)『扶桑略記』
 

4 隋に対等外交を求めた聖徳太子

 憲法十七条『日本書紀』
 遣隋使の派遣『随書』倭国伝・『日本書紀』
 

5 『大化の改新』がめざしたもの

 蘇我氏の権勢『日本書紀』
 大化の改新前の社会『日本書紀』
 改新の詔『日本書紀』
 

6 律令制度のしくみとは

 戸と戸籍・計帳精度(戸令)『令義解』
 土地制度(田令)『令義解』
 税制(賦役令)と兵役(軍防令)『令義解』
 

7 和同開珎はなぜつくられたか

 和同開珎『続日本紀』
 蓄銭叙位令『続日本紀』
 『古事記』の編纂『古事記』序文
 『風土記』の撰上『続日本紀』
 

8 あえぐ農民,ゆらぐ社会

 役民の労苦『続日本紀』
 浮浪・逃亡『続日本紀』
 貧窮問答歌『万葉集』
 

9 新しい土地政策のゆくえ

 三世一身法『続日本紀』
 墾田永年私財法『続日本紀』
 諸寺の墾田所有制限『続日本紀』
 加墾禁止令『続日本紀』
 

10 御仏に託す『鎮護国家』の願い

 国分寺・国分尼寺の創建『続日本紀』
 東大寺大仏の造立『続日本紀』
 行基の布教活動『続日本紀』
 

11 「平安」の都は実現したか

 平安遷都『日本紀略』
 健児の制『類聚三代格』
 三善清行の意見封事『本朝文粋』
 遣唐使の廃止『菅家文草』
 

12 摂関政治の栄華とあしもと

 摂政・関白のはじめ『日本三代実録』・『政事要略』
 道長の栄華『小右記』
 国司の苛政『尾張国郡司百姓等解文』
 受領のようす『今昔物語集』
 

13 荘園の生まれ方,育ち方

 田堵の農業経営『新猿楽記』
 荘園の寄進『東寺百合文書』
 延久の荘園整理令『百練抄』
 荘園整理令と摂関家『愚管抄』
 

14 反乱も武士,鎮圧も武士

 しゅう馬の党『類聚三代格』
 承平・天慶の乱『将門記』・『本朝世紀』
 前九年の役『陸奥話記』
 源氏の発展『百錬抄』
 

15 貴族政治に幕を引く者

 院政の開始『神皇正統記』
 院政の弊害『中右記』
 僧兵『源平盛衰記』
 平氏の栄華『平家物語』
 

16 国風の流行と末法の到来

 古今和歌集『古今和歌集』仮名序
 土佐日記『土佐日記』
 浄土教の発展『往生要集』・『日本往生極楽記』
 末法思想『扶桑略記』
 今様『梁塵秘抄』

 

第二章 中世

17 武士による,武士のための政権

 頼朝の東国支配『玉葉』
 鎌倉幕府『神皇正統記』
 守護・地頭の設置『吾妻鏡』・『玉葉』
 

18 鎌倉が京都を超える日

 北条政子の演説『吾妻鏡』
 承久の乱『神皇正統記』
 新補地頭『新編追加』
 

19 世の道理は武家法にあり

 式目制定の趣旨『唯浄裏書本』
 御成敗式目『御成敗式目』
 

20 泣く子と地頭には勝てぬ

 地頭の非法『高野山文書』
 地頭請『円覚寺文書』
 商業の発展『庭訓往来』
 

21 念仏・禅・史論の哲人たち

 親鸞『歎異抄』
 道元『正法眼蔵随聞記』
 愚管抄『愚管抄』
 

22 モンゴルとの戦争の収支決算

 蒙古国の牒状『東大寺尊勝院文書』
 永仁の徳政令『東寺百合文書』
 

23 同床異夢の建武政権

 建武の斬政『梅松論』
 二条河原の落書『建武年聞記』
 

24 内乱は守護をどう変えたか

 建武式目『建武式目』
 半済令『建武以来追加』
 守護請『高野山文書』
 守護の権限拡大『建武以来追加』
 

25 日本国王・義満,朝貢す

 義満の対明国書『善隣国宝記』
 明の国書『善隣国宝記』
 海賊の本拠地『世宗実録』
 

26 中国銭は天下の回りもの

 三毛作『老松堂日本行録』
 水車『世宗実録』
 座の発達『離宮八幡宮文書』
 撰銭令『蜷川文書』
 

27 土一揆から百姓のもちたる国へ

 惣の掟『今堀日吉神社文書』
 正長の土一揆『大乗院日記目録』
 山城の国一揆『大乗院寺社雑事記』
 加賀の一向一揆『大乗院寺社雑事記』
 

28 応仁・文明・勝者なき大乱

 嘉吉の乱『看聞日記』
 応仁・文明の乱『応仁記』
 足軽の活躍『樵談治要』
 

29 庶民がはぐくむ信仰と芸能

 一向宗『御文』
 能『花鏡』
 連歌『水無瀬三吟百韻』
 小歌『閑吟集』
 

30 戦国を生きぬく知恵と集団

 分国法『浅倉孝景条々』・『甲州法度之次第』
 『今川仮名目録』・『塵芥集』
 堺の自治『ガスパル・ビレラ書簡』

第三章 近世

31 信長を支えた強さとは

 鉄砲伝来『鉄炮記』
 安土城下への楽市令『近江八幡市共有文書』
 指出検地『多聞院日記』
 

32 太閤検地・刀狩の恐るべき効能

 太閤検地の強行『浅野家文書』
 刀狩令『小早川家文書』
 刀狩のねらい『多聞院日記』
 

33 海を越える秀吉の野望

 身分統制令『小早川家文書』
 バテレン追放令『松浦家文書』
 朝鮮出兵『前田家文書』
 

34 江戸幕府への反抗は「御法度」

 元和の武家諸法度『徳川禁令考』
 寛永の武家諸法度『徳川禁令考』
 禁中並公家諸法度『徳川禁令考』
 

35 鎖国の事情をのぞいてみれば

 糸割符制度『糸割符由緒書』
 寛永十年鎖国令『徳川禁令考』
 寛永十二年鎖国令『徳川禁令考』
 寛永十六年鎖国令『徳川禁令考』
 

36 百姓は死なぬように,生きぬように

 田畑永代売買禁止令『御触書寛保集成』
 寛文の分地制限令『憲教類典』
 慶安の触書『徳川禁令考』
 

37 文治の名君,犬公方の迷惑

 末期養子の緩和『徳川禁令考』
 生類憐れみの令『御当家令状』
 貨幣改鋳『折たく柴の記』
 長崎新令『徳川禁令考』
 

38 富をおりなす篤農・豪商の才覚

 農業技術の発達『農業全書』
 農村への貨幣の浸透『政談』
 大坂道島の米相場『世事見聞録』
 大商人の成長『日本永代蔵』
 

39 元禄文化,太平のゆりかごに育つ

 町人文化の発達『町人嚢』
 史論の発達『読史余論』
 

40 「米将軍」とよばれた八代目

 上米制度『御触書寛保集成』
 足高制度『徳川実紀』
 相対済し令『御触書寛保集成』
 公事方御定書『徳川禁令考』
 

41 飢饉・一揆・赤蝦夷に動かされて

 天明の大飢饉『後見草』
 百姓一揆『秘本玉くしげ』
 「蝦夷地」の開拓とロシアとの交易
 『赤蝦夷風説考』
 

42 寛政に,もどれぬ道を探して

 囲米の制度『御触書天保集成』
 棄損令『御触書天保集成』
 寛政異学の禁『徳川禁令考』
 

43 大塩の警鐘は誰がために鳴る

 大塩平八郎の檄文『檄文』
 株仲間の解散『徳川禁令考』
 上知令『徳川禁令考』
 

44 広がる学問の世界,深まる認識

 国学の発達『うひ山ぶみ』
 蘭学の発達『蘭学事始』
 心学の発達『都鄙問答』
 

45 社会批判は時代を超えて

 階級社会の批判『自然真営道』
 無神論『夢ノ代』
 開国論『経世秘策』
 海防論『海国兵談』

第四章 近・現代

46 暴走! 迷走! 異国船対策

 異国船(無二念)打払令『御触書天保集成』
 幕府の対外政策への批判『戊辰夢物語』
 天保の薪水給水令『徳川禁令考』
 

47 黒船はいかに鎖国を破ったか

 オランダ国王開国新書『幕末維新外交史料集成』
 日米和親条約『幕末外国関係文書』
 

48 通商条約,待ったなし

 日米修好通商条約『幕末外交関係文書』
 五品江戸廻送令『続徳川実紀』
 

49 尊王攘夷の志士がゆく

 イギリスの対日観『大君の都』
 尊王攘夷―吉田松陰の思想『吉田松陰書簡』
 船中八策―坂本龍馬の構想『坂本龍馬関係文書』
 

50 江戸の落日,ええじゃないか

 ええじゃないか騒動『岩倉公実記』
 大政奉還『維新史』
 王政復古の大号令『法令全書』
 

51 御一新 新しい政治への出発

 対外和親,国威宣揚の布告『復古記』
五箇条の誓文『法令全書』
 五傍の掲示『法令全書』
 政体書『法令全書』
 

52 新政府はどのようにできたか

 版籍奉還―四藩主の上表文『法令全書』
 廃藩置県の詔『法令全書』
 四民平等『法令全書』
 

53 富国強兵のスローガンのもとに

 徴兵告論『法令全書』
 地租改正布告・条例『法令全書』
 殖産興業『大久保利通文書』
 

54 文明開化の声,高らかに

 神仏分離令『法令全書』
 学問のすゝめ『学問のすゝめ』
 文明開化の世情『新聞雑誌』
 

55 近隣諸国に目を向ければ

 日清修好条規『日本外交年表竝主要文書』
 日朝修好条規『日本外交年表竝主要文書』
 樺太・千島交換条約『日本外交年表竝主要文書』
 

56 憲法と国会を要求する人々

 民撰議院設立建白書『日新真事誌』
 漸次立憲政体樹立の詔『法規分類大全』
 讒謗律『法令全書』
 新聞紙条約『法令全書』
 立志社建白『自由党史』
 

57 政府vs.自由民権運動

 集会条例『法令全書』
 国会開設の詔『法令全書』
 自由党盟約『自由党盟約』
 立憲改進党趣意書『立憲改進党趣意書及規約』
 

58 アジア最初の成文憲法

 東洋大日本国国憲法按『植木枝盛選集』
 岩倉具視の憲法大綱領『岩倉公実記』
 伊東博文の憲法調査『伊東博文伝』
 大日本帝国憲法『法令全書』
 

59 藩閥政府の内づら,外づら

 黒田清隆首相の超然主義演説『大日本憲政史』
 条約改正『日本外交年表竝主要文書』
 日英通商航海条約『日本外交年表竝主要文書』
 明治民法『旧法令集』
 

60 挑戦を舞台に! 日清の戦い

 天津条約『日本外交年表竝主要文書』
 福沢諭吉[脱亜論]『時事新報』
 下関条約『日本外交年表竝主要文書』
 三国干渉『日本外交年表竝主要文書』
 

61 労働と生活の改善を求めて

 高島炭鉱の納屋制度『日本人』
 労働組合期成会設立趣旨
 『資料日本社会運動思想史』
 治安警察法『法令全書』
 工場法『法令全書』
 

62 ロシアに勝って,韓国併合

 第一回日英同盟協約『日本外交年表竝主要文書』
 ポーツマス条約『日本外交年表竝主要文書』
 韓国併合ニ関スル条約『日本外交年表竝主要文書』
 

63 政党政治への紆余曲折

 憲政党の宣言・綱領『憲制党宣言・綱領』
 立憲政友会趣旨『万朝報』
 

64 近代人としての自我に目覚めて

 小説神髄『小説神髄』
 教育勅語『官報』
 青鞜社宣言『青鞜』
 夏目漱石『それから』『それから』
 

65 大戦は「天の助け」とみた日本

 第一次世界大戦への参戦『世外井上公伝』
 対中国二十一箇条要求『日本外交年表竝主要文書』
 民族主義の高揚『朝鮮三・一独立運動』
 

66 国際連盟の時代へ

 ワシントン海軍軍縮条約
 『日本外交年表竝主要文書』
 中国に関する九カ国条約
 『日本外交年表竝主要文書』
 日ソ基本条約『日本外交年表竝主要文書』
 パリ不戦条約『日本外交年表竝主要文書』
 

67 デモクラシーの日本像を求めて

 石橋湛山の小日本主義『石橋湛山評論集』
 美濃部達吉の天皇機関説『逐条・憲法精義』
 吉野作造の民本主義『吉野作造評論集』
 

68 普通選挙制への長い道のり

 第一次護憲運動『大日本憲政史』
 原敬の普通選挙尚早論『原敬日記』
 加藤高明の普通選挙法案提案演説『加藤高明』
 

69 社会運動の組織は育つか

 米騒動『原敬日記』
 大日本労働総同盟友愛会の「主張」『労働及産業』
 全国水平社『宣言』『水平』創刊号
 治安維持法と一九二八年の同改正法『法令全書』
 

70 つまづく経済,よろめく外交

 金融恐慌『伯爵伊東巳代治』
 東方会議『対支政策綱領』
 『日本外交年表竝主要文書』
 ロンドン海軍軍縮条約と「総帥権干犯」問題
 『太平洋戦争への道(別巻)資料編』
 

71 日本は孤立への道を踏み出した

 柳条湖事件『別冊知性・秘められた昭和史』
 満州事変に関するリットン報告書
 『リットン報告書』
 日満議定書『日本外交年表竝主要文書』
 

72 政党政治よ,「さようなら」

 『日本改造法案大綱』『北一輝著作集』
 『国防の本義と其強化の提唱』
   『現代史資料・国家主義運動(二)』
 国体明徴声明(第二次)
   『現代史資料・国家主義運動(一)』
 二・二六事件「蹶起趣意書」
   『二・二六事件―獄中手記・遺書』
 

73 日本軍は中国で何をしたか

 「国民政府ヲ対手トセズ」
 『日本外交年表竝主要文書』
 南京大虐殺『日中戦争史資料・南京事件1』
 日本軍と「慰安所」『従軍慰安婦資料集』
 

74 国家総動員の戦争へ

 国家総動員法『法令全書』
 日独伊三国同盟『日本外交年表竝主要文書』
 帝国国策遂行要領『日本外交年表竝主要文書』
 日米交渉の決裂『日本外交年表竝主要文書』
 

75 国体護持か,無条件降伏か

 カイロ宣言『日本外交年表竝主要文書』
 敗戦と「国体護持」『日本外交年表竝主要文書』
 ポツダム宣言『日本外交年表竝主要文書』
 

76 平和憲法を生み出した力

 降伏後における米国の初期の対日方針
 『日本外交主要文書・年表』
 五大改革指令『逐条・日本国憲法審議録』
 天皇の「人間宣言」『官報』
 平和憲法『官報(号外)衆議院議事速記録』
 

77 冷戦激化,自衛隊ができるまで
 ロイヤル米陸軍長官の演説
  『戦後日本防衛問題資料集』
 経済安定九原則指令『朝日新聞』
 警察予備隊令『法令全書』
 自衛隊法『法令全書』

78 戦後日本の「独立」のあり方
 サンフランシスコ平和条約
 『日本外交主要文書・年表』
 日米安全保障条約『日本外交主要文書・年表』
 日米相互協力及び安全保障条約
 『日本外交主要文書・年表』

79 日本はアジアの友になれるか
 日韓基本条約『日本外交主要文書・年表』
 沖縄返還協定『日本外交主要文書・年表』
 日中共同声明『日本外交主要文書・年表』
 日米防衛協力のための新指針『朝日新聞』