工業367 化学工学


 工業367 化学工学
編修 小菅人慈 ほか
仕様 A5判 388頁
ISBN 978-4-407-20306-6
発行日 2014年01月25日発行

化学工学に、計測制御・管理技術・安全を加え、化学工場全般を理解できる教科書

学習しやすい構成配列

流体の流れの学習の後に、熱の流れが学習できるよう、構成配列を変更しました。

生徒が化学工場と化学工学の概要をつかめるよう配慮

写真や図を多用し、化学工場のイメージをつかめるよう配慮しました。

化学工学の基礎的内容の充実

単位操作(流体輸送・熱・分離操作・粉体)は、基本的な内容を中心に記述しました。また、反応装置は定性的な扱いにとどめ、概要を把握できるようにしました。

計測制御と品質管理の取り扱い

第9章では、化学工場のプロセス制御を扱いました。また第10章では、統計的品質管理を中心に解説しました。

化学工場の安全の取り扱い

産業災害の実態を把握させながら、原因とその防止対策(安全対策)をまとめました。化学工場に関する法律と資格も掲載しています。


第1章 化学工場と化学工学
1節 化学工業と化学工場
 1. 化学工業でつくられるもの
 2. 化学工業の種類と化学工場
 3. 化学工場の構成
2節 化学工場
 1. 化学工場の特徴
 2. プロセスとプラント
 3. 反応操作と単位操作
 4. 機械と装置
 5. プロセスフローシート
 6. ユーティリティー
3節 化学工場と化学工学

第2章 物質収支
1節 単位と有効数字
 1. 単位系
 2. 単位の換算
 3. 測定値と有効数字
2節 物質の流れと物質収支
 1. 物質の流れ
 2. 物質収支
 3. その他の収支
3節 化学反応をともなわないプロセスの物質収支
 1. 分離プロセスの物質収支
 2. 混合プロセスの物質収支
4節 化学反応をともなうプロセスの物質収支
 1. 反応プロセスにおける物質の量的関係
 2. 反応プロセスの物質収支
 章末問題

第3章 液体と気体の流れ
1節 液体の取り扱い
 1. 液体貯槽
 2. 液体のかくはん
 3. ポンプ
2節 気体の取り扱い
 1. 気体の貯蔵
 2. 圧力の測定
 3. 送風機・圧縮機と真空ポンプ
3節 管内の液体・気体の流れ
 1. 管・管継手・バルブ・コック
 2. 管径と流速・流量
 3. 流れの物質収支
 4. 流れのエネルギー収支
 5. 流れのエネルギー損失
 6. 流体輸送の動力
 7. 流量の測定
 章末問題

第4章 熱の取り扱い
1節 化学工業と熱
 1. 化学工業における熱の発生と利用
 2. 熱の基礎知識
 3. 熱媒としての水蒸気
2節 熱交換器
 1. 熱交換器の構造
 2. 熱交換器の熱収支
3節 熱の移動
 1. 熱の移動のしかた
 2. 熱伝導による熱流量
 3. 熱交換器内の熱流量
 4. 放射伝熱
 章末問題

第5章 熱の出入りをともなう操作
1節 蒸発
 1. 蒸発装置
 2. 蒸発缶の物質収支と熱収支
 3. 多重効用蒸発
2節 空気の調湿
 1. 湿度
 2. 湿り空気の性質
 3. 湿度の測定
 4. 湿度図表
 5. 調湿
3節 水の冷却
 1. 冷水塔
 2. 冷水塔の取り扱い
4節 乾燥
 1. 乾燥器
 2. 乾燥の機構
5節 ボイラー
 1. ボイラーの構成
 2. ボイラーの種類
 3. 燃料と燃焼
 4. ボイラーの給水
6節 冷凍機
 1. 冷凍機
 2. ヒートポンプ
 章末問題

第6章 物質の分離と精製
1節 蒸留
 1. 蒸留の原理
 2. 単蒸留
 3. 還流と精留
 4. 蒸留装置とその操作
 5. 蒸留の計算
 6. 特殊な蒸留
2節 吸収
 1. 気体の溶解度
 2. 吸収装置とその操作
 3. 吸収のプロセス
3節 抽出
 1. 固液抽出
 2. 液液抽出
 3. 液液抽出の計算
4節 その他の分離・精製法
 1. 吸着・イオン交換・電気透析
 2. 膜分離
 章末問題

第7章 固体の取り扱い
1節 固定と粉体
 1. 固体と粉体
 2. 粉径とその分布
 3. 粉体の流動性
2節 粉砕と混合
 1. 粉砕
 2. 粉体の混合
3節 粉体の分離
 1. 沈降
 2. ろ過
 3. 集じん
4節 粉体の層
 1. 固定層
 2. 流動層
 章末問題

第8章 反応装置
1節 反応装置の種類
 1. バッチ式と連続式
 2. 反応装置の形式
 3. 反応装置と反応熱
 4. 反応装置の例
2節 触媒反応装置
 1. 固定層触媒反応装置
 2. 流動層触媒反応装置
 3. バイオリアクター
 章末問題

第9章 計測と制御
1節 化学プラントの運転管理
 1. 計測と制御
 2. 計装
2節 プロセス変量の計測と伝送
 1. 温度の計測
 2. 圧力の計測
 3. 液位の計測
 4. 流量の計測
 5. 成分濃度の計測
 6. 測定値の変換と伝送
3節 調節計と操作部
 1. 調節計
 2. 操作部
4節 プロセス制御
 1. プロセス制御
 2. プロセス制御の例
 章末問題

第10章 化学プラントの管理
1節 生産計画と工程管理
 1. 生産計画
 2. 工程管理
2節 品質管理
 1. 品質管理の意義と目的
 2. 品質と品質特性
 3. 検査
 4. 管理図法
 章末問題

第11章 化学工場の安全と関係法規
1節 労働安全
 1. 労働災害
 2. 災害の防止
2節 いろいろな労働災害
 1. 化学工業での災害
 2. 危険性物質・有害物質による災害
 3. 酸素欠乏による災害
 4. 感電による災害
 5. 保護具
3節 化学プラントでの災害と安全性の確保
 1. 化学プラント災害の原因
 2. 安全性の確保
4節 化学工場の安全対策
 1. 化学工場の配置
 2. 化学設備
 3. 特殊化学設備
 4. 圧力安全装置
 5. ガス放出装置
 6. 引火の防止
 7. 防災システム
5節 化学工場と関係法規
 1. 化学工業に関する法規
 2. 化学工業に関する法定資格
 章末問題

付録
問題解答
さくいん

  • 年間指導計画案・観点別評価一覧   Update:2014-03-13
    「工業367 化学工学」年間指導計画案・観点別評価一覧