日本語表現&コミュニケーション
社会を生きるための21のワーク


 日本語表現&コミュニケーション 社会を生きるための21のワーク
執筆 石塚修、小針誠、島田康行
定価 1,100円(本体:1,000円)
仕様 B5判 96頁
ISBN 978-4-407-32865-3
発行日 2012年09月15日発行
学生・社会人のみなさんに待望の一冊です。
「使える日本語」をマスターできる決定版ができました!

 

国語導入教育や初年次教育・キャリア教育にも最適な一冊

あなたは、日常場面でそれぞれの相手と場に応じて、適切かつ美しく日本語を使えていますか?本書は、言葉をただ使うだけでなく、より美しく適切に使いたいとお悩みの人にとって最適の一冊です。

わかりやすい3編構成

適切な言葉を正確に書け、場に応じて書くことができる「書く力編」、適切な言葉で話し、場に応じた話し方を身につけることができる「話す力編」、適切に相手に情報を伝え効果的な方法で説明するための「伝える力編」の3編から構成しました。

Workshopで学習のポイントを身につける紙面構成

「使える日本語」をマスターするために21のWorkをご用意しました。それぞれのWorkは次のような狙いから構成されています。
Activityで実力試し」→「Workshopで書きこみながらPointで学習のポイントを確認」、→「Exerciseで発展」。
1Workは1テーマ、WorkshopはNavigatorなどの説明を読みながら書き込みできるようにしました。また、「Note」などを側注で目立つように工夫しました。自分で読みながら作業が進められるので、指導する先生の手間を省力化することができます。

授業コマ数と分量を考慮した構成、1テーマ=1節

入学時に求められる基本的素養を習得し深められるように、2~4単位の授業で対応できる構成としました。半期での授業数「13回程度」を意識して、必要に応じてテーマを選択することもできます。
またドリルのように、毎回の授業の導入にもお使いいただけます。

充実したダウンロードファイル

Workshopで書き込むシートを弊社Webサイトよりダウンロードすることができます。

キャリア教育にも対応

Workの冒頭に社会人基礎力として求められる「Action」「Thinking」「Teamwork」のマークを付けました。キャリア教育を考えるうえで、それぞれのWorkの最適な要素をひろいながらお使いください。

「はじめに」より一部抜粋

…… この本を手にしたみなさんは日常生活ではほぼ何の問題もなく日本語でコミュニケーションしているはずです。しかし日本語を使って日常生活に支障がないというならば、幼い子どもでも同じです。大切なのは、日常の言語生活を見直して、それぞれの成長段階にふさわしい言葉が使えるように、絶えず磨いていくことではないでしょうか。私たち人間は、言葉によって考え、言葉によって社会を生きていきます。言葉が磨かれるということは、人間として磨かれることでもあります。中国の古典に「白珪尚可磨」(はっけい なお みがくべし)という言葉があります。白い美しい宝石もさらに磨きをかけなくてはいけないという意味です。社会人にとって、言葉はただ使えればいいのではなく、より美しく適切に使うことが求められます。……

はじめに
本書の構成と使い方

 

Part1 書く力編

Work1 読みやすく漢字を交えよう
Work2 句読点のはたらきを知ろう
Work3 和語・漢語・外来語を使いわけよう
Work4 言葉をグループでとらえよう
Work5 書いた文を見直そう
Work6 別の言い方を考えよう
Work7 改まった表現で書こう
Work8 手紙の基本をマスターしよう
Work9 手書きで書いてみよう

 

Part2 話す力編

Work10 しっかりとあいさつをしよう
Work11 自己紹介をしてみよう
Work12 改まった話し方をしてみよう
Work13 敬語の役割に気づこう
Work14 敬語を使って書こう
Work15 敬語を使って話そう

 

Part3 伝える力編

Work16 話を聞く
Work17 わかりやすく伝える
Work18 キーワード説明(定義)する
Work19 根拠と出典を示す
Work20 表やグラフを読む・描く
Work21 ふりかえり

 

おわりに
索引

 

 

 

  • ワークシート   Update:2014-04-03
    「日本語表現&コミュニケーション」ワークシート
  • 模範解答例   Update:2012-09-19

    「日本語表現&コミュニケーション」模範解答例

    本書に収められたWorkshopの模範解答例をご用意いたしました。

  • 正誤表(第1刷用)   Update:2012-09-19

     「日本語表現&コミュニケーション」正誤表(第1刷用)