家庭302 ファッションデザイン


 家庭302 ファッションデザイン
文部科学省
仕様 B5判 244頁
ISBN 978-4-407-20266-3
発行日 2013年01月25日発行

主として高等学校の被服科・服飾デザイン科・服飾化などの各学科において履修する科目「ファッションデザイン」の教科書として編修したものです。

本書では、ファッションデザインに関する理念を理解させるとともにファッションについての専門的な知識を学び、ファッションデザインの発想と表現力を習得させ、ファッションデザインを創造的に展開する能力と実践的な態度を育てることを目標としています。

第1章 ファッションデザインの意味

 第1節 デザインとは何か
  第1 デザインの本質
  第2 デザインの3分野
  第3 ファッションとデザイン
 第2節 デザインの背景
  第1 デザインと芸術
  第2 技術・機能とデザイン
  第3 デザインと消費
  第4 デザインと地域
 第3節 ファッションデザインとは何か
  第1 ファッションの定義
  第2 ファッションと流行
  第3 ファッションと社会

 

第2章 ファッションデザインの基礎

 第1節 ファッションデザインと形態
  第1 形態の分類
  第2 形態の基礎
  第3 ボリュームとシルエット
  第4 衣服の基本構造と構造線、装飾線
  第5 部分の形態
 第2節 ファッションデザインと色彩
  第1 色彩の基礎
  第2 色の3属性とカラーシステム
  第3 色の見え方と働き
  第4 色とイメージ
  第5 配色の基本と調和
  第6 色彩とファッションイメージ
  第7 流行色と基調色
 第3節 ファッションデザインと文様・クテスチャ
  第1 文様
  第2 テクスチャ
 第4節 ファッションの美的統一
  第1 ユニティ
  第2 ハーモニーとコントラスト
  第3 バランスとシンメトリー
  第4 リズムとプロポーション

 

第3章 ファッションデザインの発想と表現

 第1節 ファッションデザインの発想
  第1 発想(アイディア)の力
  第2 発想とイメージ
  第3 発想からデザインへ
  第4 発想のための演習
 第2節 ファッション画による表現
  第1 材料・用具
  第2 プロポーション
  第3 基本体の描き方
  第4 応用体の描き方
  第5 細部の描き方
  第6 テクスチャと柄、ひだの表現
 第3節 各種素材による表現
  第1 トワルによる立体裁断
  第2 実物布による立体裁断
  第3 パターンメーキング
  第4 ピンワーク

 

第4章 ファッションデザインの目的と発想

 第1節 デザインの目的を明確にする意義
 第2節 デザインの目的と問題点の発見
  第1 生活場面と衣服
  第2 着用者と衣服
  第3 生活を取り巻く環境と衣服
  第4 身近な生活から社会全般の問題まで
 第3節 ファッションデザインの条件
  第1 身体的な快適性
  第2 自己表現と満足感
  第3 社会への協調と連帯感
  第4 衣服の管理と耐久性
  第5 芸術的価値
  第6 生産の合理化と低価格
 第4節 目的と条件を満たしたファッションデザインの事例
  第1 楽しい学生生活と学校のイメージアップを目指して
  第2 イベントを演出するために
  第3 新しい生き方を表現するために
  第4 企業等のイメージアップと意欲的に仕事に取り組むために
  第5 若々しくおしゃれがしたい
  第6 もっと社会参加したい
  第7 組合せができる便利な用具
  第8 たくさん収納できる装い

 

第5章 ファッション産業

 第1節 ファッション産業の仕組み
  第1 ファッション産業とは
  第2 ファッション産業の変遷
  第3 ファッション産業の構造
 第2節 ファッション産業の専門職
  第1 アパレルカレン職業と資格
 第3節 商品企画
  第1 マーケティング
  第2 マーチャンダイジングの役割と方法
  第3 商品企画の基本ステップ
  第4 商品企画シミュレーション演習