スタディスキルズ・トレーニング 改訂版
―大学で学ぶための25のスキル―


 スタディスキルズ・トレーニング 改訂版 ―大学で学ぶための25のスキル―
吉原惠子、間渕泰尚、冨江英俊、小針誠
定価 1,320円(本体:1,200円)
仕様 B5判 112頁
ISBN 978-4-407-34061-7
発行日 2017年10月10日発行

入学前教育から入学時オリエンテーション、導入教育にも最適!
生涯学習に連なる学びの「基礎力」が身につきます!

わかりやすい3部構成

大学入学時のコミュニケーションをつくる「ウォーミングアップ編」、大学の学びの特徴を知る「オリエンテーション編」、大学で学ぶためのスタディスキルを習得する「スタディスキルズ編」の3部から構成しました。

Workshopで学習のポイントを身につける紙面構成

アイスブレイキングからキャリアデザイン、シラバス、アクティブラーニング、レポート、プレゼンまで

身につけたいスキルを25のテーマにまとめました。

1テーマは4ページで説明し、学習のポイントはWorkshopとして、本文の説明を読みながら書き込みできるようにしました。

また、本文を補足する「ナビゲーター」やWorkshopのヒントになる「アドバイス」などを側注で目立つように指示しました。

自分で読んで作業が進められるので、指導する先生の手間を省力化することができます。

授業コマ数と分量を考慮した構成、1テーマ=1節

入学時に求められる基本的素養を習得し深められるように、2~4単位の授業で対応できる構成としました。

半期での授業数「13回程度」を意識して、必要に応じてテーマを選択することもできます。

充実したダウンロードファイル

Workshopで書き込むシートを弊社Webサイトよりダウンロードすることができます。

また効果的に授業ができるよう本書の授業計画案をご用意致します。

「はじめに」より抜粋

みなさんが本書を使うことで、次の2つのことができるように期待しています。
(1)実際の経験を積む
みなさんが教員や職員にたずねたり、仲間とともに考えながら課題を解決していく「経験」を積みましょう。それは、大学のなかだけにとどまりません。大学は地域や社会とつながっています。教養を深めたり、専門の知識や技術を豊かにするためには、大学以外でも、ボランティアやインターンシップ、あるいは地域のイベント等に参加したりして積極的に活動してみましょう。
(2)ふりかえりをして、次に進む
経験はふりかえることで、豊かになります。授業や課題を通してどこまで何を身につけることができたか、まだ足りていないところはどこか、どうしたら目標を達成できるかなどについて、考えながら学んでいきましょう。ふりかえりをして、自分の変化や成長を確認することを通して、学んでいく「自信」がついていきます。

 みなさんが、本書のスタディスキルズをしっかりと身につけることで、「学び方を知っている」という自信をもって、2年次へむかっていくことができれば幸いです。

はじめに

本書の使い方
本書の構成

 

Part1 ウォーミングアップ編

Work1 自己紹介からはじめよう
Work2 「大学生になる」とはどういうことだろう
Work3 大学とはどのようなところだろう
Work4 自分の通う大学・学部・学科について知ろう
Work5 大学教員や職員の仕事について知ろう

 

Part2 オリエンテーション編

Work6 キャリアをデザインしよう
Work7 大学生活をデザインしよう
Work8 大学の授業について知ろう
Work9 大学生活のリスクやトラブルについて考えよう
Work10 定期試験をのりきろう

 

Part3 スタディスキルズ編

Work11 アクティブラーニングをやってみよう
Work12 テーマからトピックを取り出そう
Work13 図書館で資料をさがそう
Work14 インターネットで情報をさがそう
Work15 本を手にして読んでみよう
Work16 図解で考えよう
Work17 表・グラフを使って考えよう
Work18 議論の方法を知ろう
Work19 レポートの文章の特徴を知ろう
Work20 レジュメを作成してみよう
Work21 レポートの基本を知ろう
Work22 レポートを完成させよう
Work23 発表の資料をつくろう
Work24 発表をやってみよう
Work25 1年間(半期)の学びをふりかえろう

 

おわりに
参考文献
索引

 

 

 

  • 授業計画案・ワークシートデータ   Update:2018-06-01

    「スタディスキルズ・トレーニング 改訂版」

    授業計画案とワークシートのデータをご用意いたしましたので、授業展開にご利用いただければ幸いです。