分子名

アセトアニリド

示性式

C6H5NHCOCH3

構造式

特徴

アニリンを無水酢酸と加熱してアセチル化すると得られる。分子内にアミド結合をもつ。融点114 ℃の白色固体で,水にはわずかにしか溶けないが,熱水には溶ける。以前は解熱鎮痛剤として用いられたが,肝臓や腎臓に障害をもたらす副作用のため,現在は用いられていない。