①分岐回路の電線の太さとコンセントの定格電流[A]は次のようになる。配線用遮断器の定格電流を[A]とする。
 (1)≦20Aのとき,≦20A,(電線の太さ)≧1.6mm
 (2)≦30Aのとき,20A≦≦30A,(電線の太さ)≧2.6mm
 (3)≦40Aのとき,30A≦≦40A,(電線の太さ)≧8
 (4)≦50Aのとき,40A≦≦50A,(電線の太さ)≧14
②問題について検討してみる。
 (イ) 上記(1)に該当する。=20A,(電線の太さ)=2.0mmなので正しい。コンセント数は無関係である。
 (ロ) 上記(2)に該当する。=30A,(電線の太さ)=2.6mmなので正しい。
 (ハ) 上記(3)に該当する。=20Aで誤り。(電線の太さ)=5.5で誤り。いずれも規定外である。
 (ニ) 上記(4)に該当する。=50A,(電線の太さ)=14なので正しい。

「第二種電気工事士 徹底解説テキスト 筆記・技能」P. 56参照