電動機が接続されているときの電動機の定格電流の合計を[A],電動機以外の定格電流の合計を[A]とする。幹線の過電流遮断器の定格電流[A]は,次式となる。
  ≦3[A]…(1)
また,幹線の許容電流I [A]がわかっているときは,
  '≦2.5I [A]…(2)
式(1)と式(2)の値を計算し,小さい方の値を採用する。
  =10+10=20A,=15A,I =49Aなので,
  ≦3×20+15,≦75A
  '≦2.5×49=122.5A
となる。
 'なので,75Aを採用する。

「第二種電気工事士 徹底解説テキスト 筆記・技能」P. 50~51参照