　統計学の基礎

著	小和田正、日比野康文、磯村孝志、中川とし夫
定価	2,200円（本体：2,000円）
仕様	A5判 166頁
ISBN	978-4-407-02241-4
発行日	1984年04月15日発行

見本請求

基本情報

経済・経営系、文科系学生のための教科書。これらの学生が、各専攻分野において、統計学を自分の道具として利用できるための基本を学生にわかりやすい言葉使いや例題によって平明に解説。

●目次●I（資料の整理／代表値／散布度／回帰と相関／時系列）II（確率変数と分布／確率変数の特性量／同時分布／標本理論）III（点推定／区間推定／検定）

第1章　資料の整理

　1.　資料の整理
　　1-1　度数分布表
　　1-2　累積度数分布表
　　1-3　度数分布表のグラフ
　　　(1)　度数折れ線
　　　(2)　ヒストグラム
　2.　代表値
　　　(1)　算術平均（平均値）
　　　(2)　幾何平均
　　　(3)　調和平均
　　　(4)　メディアン（中位数）
　　　(5)　モード（並み数）
　3.　散布度
　　　(1)　分散・標準偏差
　　　(2)　平均偏差
　　　(3)　範囲（レンジ）
　　　(4)　四分位偏差
　4.　回帰と相関
　　4-1　線型回帰
　　4-2　回帰直線と決定係数
　　4-3　相関係数
　　4-4　回帰係数と相関係数
　　4-5　非線型回帰
　　4-6　重回帰
　　4-7　重相関関係数と偏相関係数
　5.　時系列
　　5-1　傾向変動
　　　(1)　移動平均法
　　　(2)　最小2乗法
　　5-2　季節変動
　　　(1)　月別平均法
　　　(2)　連環比率法
　演習問題

第2章　標本理論

　1.　確率変数と分布
　　1-1　確率変数
　　1-2　事象と確率
　　1-3　確率変数の分布
　　　(1)　離散型一様分布
　　　(2)　二項分布
　　　(3)　ポアソン分布
　　　(4)　超幾何分布
　　　(5)　一様分布
　　　(6)　正規分布
　　　(7)　指数分布
　2.　確率変数の特性量
　　2-1　平均
　　　(1)　離散型確率変数の平均
　　　(2)　連続型確率変数の平均
　　2-2　分散
　　　(1)　離散型確率変数分散
　　　(2)　連続型確率変数の分散
　　2-3　チェビシェフの不等式
　3.　同時分布
　4.　確率変数の独立性
　　4-1　独立性の定義
　　4-2　独立確率変数の和
　5.　標本理論
　　5-1　母集団と標本
　　5-2　標本抽出
　　5-3　統計量
　　5-4　正規母集団からの統計量
　演習問題

第3章　推定と検定

　1.　点推定
　　1-1　不偏推定量
　　1-2　一致推定量
　　1-3　有効推定量
　　1-4　最尤推定量
　2.　区間推定
　　2-1　平均の区間推定
　　　(1)　母分散σ2が既知
　　　(2)　母分散σ2が未知
　　2-2　分散の区間推定
　　　(1)　母平均がμが既知
　　　(2)　母平均がμが未知
　　2-3　比率の区間推定
　3.　検定
　　3-1　正規母集団の平均の検定
　　　(1)　母分散σ2が既知
　　　(2)　母分散σ2が未知
　　　(3)　母平均の差が検定
　　3-2　正規母集団の分散の検定
　　　(1)　母平均がμが既知
　　　(2)　母平均がμが未知
　　　(3)　母分散の差が検定
　　3-3　適合度の検定
　　　(1)　比率の検定
　　　(2)　比率の差の検定
　　　(3)　多項分布の検定
　演習問題
　問題解答
　付表
　索引

統計学の基礎

関連書籍

　統計学の基礎