基礎シリーズ 基本測量
 


 基礎シリーズ 基本測量  
山之内繁夫、五百蔵粂、赤崎達也、伊庭仁嗣、小林啓佑
定価 1,870円(本体:1,700円)
仕様 A5判 208頁
ISBN 978-4-407-03164-5
発行日 1998年06月20日発行

測量学の基本から土積の計算までを扱った初学者向けのテキスト。「応用測量」と姉妹編。ともに各章末には問題を掲載し、巻末に解答を付しました。

「測量」を学ぶにあたって
  1. 測量の分類/2. 測量の方法/3. 器械・器具の取り扱いと計算上の注意
第1章 距離測量

 1. 距離測量用器具
 2. 距離の測定
 3. 光波測距儀
  1. 光波測距儀と反射プリズム/2. 光波測距儀による距離測定
 4. 距離測量の誤差
 ■ 問題

 

2章 トランシット測量
 1. トランシットの構造
  1. 構造の概要/2. 望遠鏡/3. 目盛盤/4. 角度の読定装置/5. 磁針
 2. トランシットのすえつけと視準
  1. トランシットのすえつけ/2. 視準の方法
 3. トランシットの検査・調整
  1. 上盤気ほう管の検査・調整/2. 求心望遠鏡の検査・調整
 4. 角の測定
  1. ねじの操作/2. 水平角の測定/3. 鉛直角の測定/4. 水平角の測設/
  5. 直線の延長
 5. 測角の誤差
  1. 器械的誤差/2. 自然的誤差/3. 個人的誤差
 ■ 問題

 

 

第3章 トラバース測量
 1. トラバース測量の概要
 2. トラバース測量の外業
  1. 踏査・選点/2. 角の測定/3. 距離の測定
 3. トラバース測量の内業
  1. 測角の点検と角度調節/2. 方位角の計算/3. 方位の計算/4. 緯距・経距の計算/
  5. トラバースの調整/6. トラバース網の調整/7. トラバース測量の製図
 4. トランシットを用いた細部測量
 ■ 問題
第4章 平板測量
 1. 平板測量の器具
  1. 図板と三脚/2. アリダード/3. 付属品
 2. 平板測量の方法
  1. 整準/2. 求心/3. 定位
 3. 測点の増設
  1. 道線法/2. 前方交会法/3. 後方交会法
 4. 細部測量
  1. 放射法/2. 前方交会法/3. オフセットによる方法
 5. アリダードを利用したその他の測量
  1. 高低差の測定方法/2. スタジア法
 ■ 問題
第5章 水準測量
 1. 水準測量の用語
  1. 水準面と水平面/2. 水準線と水平線/3. 基準面/4. 標高および水準点
 2. 水準測量の分類
  1. 方法による分類/2. 目的による分類/3. 基本測量による分類
 3. 直接水準測量の器械・器具
  1. 気ほう管/2. 標尺/3. レベル
 4. 器械・器具の取り扱い
  1. 標尺の取り扱い/2. ティルティングレベルの取り扱い/3. 自動レベルの取り扱い
 5. レベルの検査・調整
  1. ティルティングレベルの検査・調整/2. 自動レベルの検査・調整
 6. 水準測量の方法
  1. 作業上の用語/2. 直接水準測量/3. 交互水準測量
 7. 縦断測量および横断測量
  1. 縦断測量/2. 横断測量
 8. 精密水準測量
  1. レベルと標尺/2. 標尺の読み取り/3. 測定の方法/4. 野帳の記入方法
 9. 水準測量の誤差
  1.  誤差の原因/2. 両差/3. 許容誤差
 ■ 問題

 

 

第6章 スタジア測量
 1. スタジア公式
  1. スタジアの原理/2. スタジアの一般公式
 2. スタジア測量の方法
 3. スタジア測量の誤差と精度
  1. 誤差/2. 精度
 ■ 問題

 

 

第7章 測量の誤差
 1. 誤差の種類
  1. 誤差の原因による種類/2. 誤差の性質による種類
 2. 標準偏差
  1. 最確値/2. 標準偏差/3. 測定条件が同じ場合の計算/4. 測定条件が異なる場合の計算
 ■ 問題
第8章 面積および土積
 1. 面積の計算
  1. 座標による方法/2. 倍横距による方法/3. 三角区分法/4. 屈曲部の面積の計算/
  5. プラニメーターによる面積の計算
 2. 土積の計算
  1. 両端断面平均法による土地の計算/2. 点高法による土地の計算/3. 等高線法による土地の計算
 ■ 問題

 付録 
  1.鋭角の三角関数/2. 三角関数の基本公式/3. 三角関数の性質/4. 一般三角形における関係/
  5. 弧度法/6. 基本測量および公共測量の作業規程による各種測量の要旨
 問題の答
 索引