工業313 生産システム技術


 工業313 生産システム技術
編修 佐藤義雄、鈴木伸一 ほか7名
仕様 B5判 260頁
ISBN 978-4-407-20201-4
発行日 2013年01月25日発行

電気・電子、メカトロニクス、機械技術、生産管理の基本が学べる教科書

基礎基本を学びやすい章立て

生産システムに必要な基礎的な技術を平易に解説しました。専門科目で必要と思われる1章~4章は、電気・電子の基礎を丁寧に記述して充実した構成としました。5章以降は、発展的な内容の学習に配慮し、できるだけ包括的に内容を理解できるような構成としました。

生徒の興味を引く工夫

「生産システム技術を学ぶにあたって」や各章の扉では、工業の歴史を写真やイラストを用いて記載し、章末には学んだことを確認できるように重要事項をまとめました。また、随所に科学者の紹介や、トピックスを囲みで取り上げました。

視覚的に理解しやすい工夫

必要な箇所には図中に説明を加え、立体的な図や写真を多く取り入れました。

「生産システム技術」を学ぶにあたって

第1章 直流回路

 1 電気回路
  1.直流と交流
  2.電気回路
 2 オームの法則
  1.オームの法則
  2.電圧降下
  3.電池の接続法と内部抵抗
  4.抵抗の接続と簡単な直流回路の計算
  5.キルヒホッフの法則
 3 抵抗の性質
  1.導体の抵抗
  2.いろいろな抵抗
 4 電流の熱作用と電力
  1.ジュール熱
  2.電力と電力量
  3.許容電流とヒューズ
  4.熱電気現象
 5 電流の化学作用と電池
  1.電気分解
  2.ファラデーの法則
  3.電池
  4.電池の高性能化
 この章のまとめ
 練習問題

 

第2章 磁気と静電気

 1 電流と磁気
  1.磁石と磁気
  2.磁気誘導と磁束密度
  3.電流による磁界
 2 磁気作用の応用
  1.電磁力と直流電動機
  2.電磁誘導と直流発電機
 3 静電気
  1.帯電と電荷
  2.静電容量
  3.コンデンサの接続
  4.いろいろなコンデンサ
 この章のまとめ
 練習問題

 

第3章 交流回路

 1 交流の基本的取り扱い
  1.交流とは
  2.正弦波交流の取り扱い
  3.抵抗・コイル・コンデンサに流れる電流
 2 交流回路
  1.各種の交流回路
  2.共振回路
 3 交流電力
  1.交流電力
  2.力率の改善
  3.単相誘導電動機
 4 三相交流
  1.三相交流
  2.三相交流の結線
  3.三相交流電力
 5 回転磁界と三相誘導電動機
  1.回転磁界
  2.三相誘導電動機
 この章のまとめ
 練習問題

 

第4章 電子回路

 1 半導体
  1.半導体とは
  2.半導体の特性と種類
 2 ダイオード
  1.ダイオードとは
  2.ダイオードの動作
  3.ダイオードの分類
 3 トランジスタ
  1.トランジスタとは
  2.増幅動作
  3.電界効果トランジスタ
  4.その他の半導体素子
  5.発振回路
 4 電源回路
  1.電源回路の構成
  2.整流回路
  3.平滑回路
  4.電圧安定化回路
 5 集積回路
  1.アナログIC(オペアンプ)
  2.ディジタルIC
 この章のまとめ
 練習問題

 

第5章 計測技術と制御技術

 1 計測の基礎と制御機器
  1.生産システムにおける計測
  2.計測の基礎
  3.おもな計測器の原理
  4.生産システムにおける自動計測
 2 制御の基礎
  1.制御とは
  2.制御に用いる機器
  3.シーケンス制御
  4.フィードバック制御
 3 コンピュータ制御
  1.コンピュータの構成と動作
  2.コンピュータの信号
  3.インタフェース
  4.コンピュータ制御のしくみ
  5.外部機器の接続とネットワーク
  6.マイクロコンピュータによる制御
 この章のまとめ
 練習問題

 

第6章 生産設備

 1 電気設備
  1.電力供給システム
  2.電気を利用した設備
  3.電気設備使用上の安全確保
 2 機械設備
  1.生産システムを構成する設備と技術
  2.材料の加工技術
  3.機械工作法
  4.加工工程の設計
 この章のまとめ
 練習問題

 

第7章 生産管理

 1 生産管理のあらまし
  1.生産管理の概要
  2.生産の形態
 2 生産管理
  1.生産計画
  2.生産統制
  3.品質管理
  4.その他の管理
  5.生産管理システムの手法
 この章のまとめ
 練習問題

 

問題解答
索引

 

  • 編集趣意書・年間指導計画案・評価の観点   Update:2012-06-21

    「工業313 生産システム技術」 編集趣意書・年間指導計画案・評価の観点